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2013年6月の4件の記事

2013年6月19日 (水)

訃報

家族が増える喜びを一緒に祝い

その余韻がまだ残っている笑顔の中 

飛び込んできたのは訃報でした



親を慕い 弟妹を想い 故郷を恋した今は亡き舅

その家族である弟の 戻ることのない旅立ち



それは突然やってきたという訃報ではありませんでした



震災前月 米寿を過ぎるまでは本当に元気な叔父でした

「孫の送り迎えがあるんで もう一回だけ 免許の更新をした」

と笑っていました



心配されたのは交通事故

でも

周囲が考えたものではなく 歩行中の事故でした



一時は植物状態になるのではとの予想もされましたが

奇跡的に意識を取り戻し

喋ることも動くこともかなわなかったが 

この二年数か月を

家族と嫁いだ娘たちの献身的な介護を受け

ベッドの上で 一進一退の戦いの時間を過ごしていたのです



本人は戦い続け 頑張りました

事故は不幸な出来事だったけれど

叔父の家族は一丸となって叔父を支え続けてきました



そのことはわかっていたようです

わかって そして満90歳の天命を全うしました



事故がなければ 100歳でもお元気だったかもしれない

そう思わせるほど しっかりしていました

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叔父のバトンはしっかり受け継がれ

家族の中に生きています

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(もう大丈夫) と

ゆったり安らかな気持ちで旅立たれたことでしょうね

2013年6月18日 (火)

6月の花嫁

6月の花嫁は

笑顔の素敵な 明るいお嬢さんだった

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ネットで出会い メールで愛を育んできた二人

遠距離を飛んで 初めて出逢った日 

喋って・喋って・喋って 

二人の時間と距離をうずめ 確かなものを感じたそうです



一方

こちらのお二人は  合わせて約170歳の姉妹です

孫の結婚式での再会に手を取り合って感涙

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生きていれば102歳になる姑がもしここにいたら

見事な3姉妹だったのに 



立派に自立した孫の結婚式を迎えて 高ぶった気持ちが

駆け付けてくれた姉を見て 溢れたようです



お二人に言葉はいらないようでした



若い二人も

こちらの姉妹も 

いいものですね~



二人で約170歳 まだまだお元気で

家族が増えていくことを楽しんでくださいね



我が家も二人で170歳まで・・・頑張らなくっちゃね



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親族だけの小さな結婚式でしたが

とてもいいお式でした

2013年6月 7日 (金)

美しい国

「あらっ 鉢の中どうなってるの? 土は?

大輪のクレマチスもいいわね~」

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ここはホテルの玄関前

ちょっと あやしいこの人 友人のポンチャンです



彼女は石巻から小一時間ほどの内陸に住んでいるのですが

この日(5月末)は久しぶりに誘い合って ランチになりました

かぶの提案は 一つ覚え 

松島にやってきています 

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012覚えのあるメニューでしょ?

そう 二度目の春ランチです

(因みに5/31で春ランチは終了しています)

終了間際に駆け込みました



おしゃべりもお料理も

昔から海が好きだったポンチャンが一番感激した

松島湾のオーシャンビューも しっかり堪能



帰途に就くにはまだ早い

曇り空のあいにくのお天気でしたが 円通院 に行くことになった



紅葉時期にライトアップされた夜の円通院も魅力的だったが

手入れの行き届いた新緑の円通院もまた違う魅力があった

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 11月 ライトアップされ           5月 新緑の穏やかな池
引き込まれるような魔力に満ちた池 
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つくづく春夏秋冬 

違う景色を見せてくれる日本は 

魅力に満ちた美しい国だと思いました



とは言っても

東北の片隅 港町石巻近郊から出たこともないので

60と数年 海外なんて見たこともありませんが

85歳になって 宝くじが数百億円あたったら

いえ 数百万円でもいいかなぁ~



世界各国 見聞して歩きたい思いは あるわねぇ



しょ~もないこと言っちゃったか テヘッ (*´v゚*)ゞ

2013年6月 3日 (月)

迷解答が出た日

「迷子になってしまったよ」



本屋さんのレジカウンター前で誰に言うともなしに

そうつぶやいた人がいる

気になったその声の主を見ると

白い杖をついた80歳くらいのおじいさんが立っていました 



「どちらにいらっしゃるんですか?」

と声をかけると

「Sに向かったはずなんだが…迷子になってしまった」



(認知症?)

どこかでそんな言葉も浮かんできました



すると そばで聞いていた店員さんが

声をかけてくれましたので 

(これは店員さんにお任せした方がいいだろう)

と判断しました



それでも 話の行方は気になります



「Sには○○Sと△△Sと二つあるんですよ

どちらのSですか?」と聞く店員さん

おじいさんはどうもわからないらしいのです

お店の近くもSでしたが 

1キロほど先にもSと言われる場所がありました



とりあえず

そのもう一つの場所を説明されたおじいさんは

納得した様子ではなかったのですが

自分の行き先が分かってもらえない失望と

(人様にご面倒をかけている)とでもでも感じたかのように

「いいです どうもどうも」

そう言って店を出て行きました



杖を突きながらトボトボ歩くおじいさんの後姿を見て

(このまま一人にしていいの?) と自問



もう一つのSは 

交通量が多く 川沿いの国道を1キロも行かなければならず

車道と細い歩道以外何もない土手を行かなければなりません



姿が見えなくなるまで見送ったものの

疲れたような顔をしたおじいさんがどうしても気になりました



ふと

分かりやすい交差点まで

道路を回り込んで もう一つのSに向かったおじいさんを

待ち伏せする近道があるのを思い出しました



その場所まで行ってみると

そのずっと手前で あきらめた様子のおじいさんが

ウロウロと歩道のない縁石の上を戻るところでした

しかも疲れたのか 途方に暮れたように縁石の上に腰を掛け

ひっきりなしに車が通る車道に足を投げ出しています 



何とも危なっかしい光景に 肝を冷やしながら

交差点からおじいさんのいる反対側に渡ると

間もなくおじさんが戻って来ました



声をかけてもう一度聞いてみると

行きたい所は Sにある○○店だというのです



「それだったら この橋を渡ってすぐの所にあるんですよ」

と教えてあげると 

おじいさんの顔はみるみる笑顔に変わりました

「ありがとう」と言いながら 

両手で握手を求めて来ました

思いもかけないことでした 



その嬉しそうな顔を見ていると 

こちらも嬉しくなって 

しっかりと握り返していました



気持ちのいい 爽やかな一日になりました



待ち伏せしている自分が

変なオババに思えたりした後の

なんとも嬉しい出来事でした

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