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2015年7月の1件の記事

2015年7月 8日 (水)

感謝のしるし

家庭の事情がもたらした環境の変化は母を直撃し

終の宿となるかも知れない療養先を探して2か月が過ぎた


主治医の働き掛けで

以前紹介された病院の療養型のベッドが空いたという情報に

その相談室を訪ねたが

説明受けたのはの 再度 胃瘻造設のことだった


家庭で介護できない看取りの高齢者が

落ち着ける場所を探して右往左往


身体を管でつなぎ

延命になるかどうかもわからない治療をしなければ

静かにその時を暮らす居場所すらなくなるという現状


自分で動くことも話すこともできないけれど

母には意識がある


身体のどんな状態が食を拒む原因となったのか

私にはわからないけれど

管で繋ぎ

生かすためのジュースを強制的に流し込むなど

母が望んでいないのは分かる


主治医の計らいではあったが 結局 再度お断りした


行先を失くした母は4カ月ぶりに一時帰宅した


一時的ではあったが

ヘルパーさんの手を借り 我が家に戻れた9日間が

本当に良かったと 母のために喜んだ


その後 ケアマネージャーの奔走で

受け入れを決めてくれた老人ホームに入所できた


やっと母の現状を受け入れてもらえる施設に巡り合えて

その中での暮らしを始めたところです


「○○さんの声 未だ一度も聞いてないんですよ」

と 黙ったまま問いかけに頷くだけの母に

「声が聞きたいな」と やさしく語りかけるスタッフ


母の笑顔のお返しが

そのうちきっと出てくる筈だと信じています


心穏やかな笑顔を見せてください

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